東京からも比較的近く観光名所も多い箱根。
ホテルや温泉宿もたくさんあります。
色んなサイトの口コミだけでは判断できない中、選んだのが天成園。
東京からの交通費(特急電車)と夕食と朝食がついて3万円で完全にお得だなと思って飛びつきました。
設備が綺麗そうで夕食バイキングが豪華だという評判が良かったのでそれもあります。
天成園の周辺環境
場所は箱根湯本駅から徒歩で15分。少し須雲川を上流へ登ります。
川沿いに歩いていると見えてきました。天成園です。
箱根では結構大型の温泉旅館です。
川に向かって客室の開口部があり、山側は庭だったり、滝やイルミネーションなどがありました。
雰囲気はこのような感じ。
足湯コーナー。
滝です。滝壷の水が高い透明度だったので、鯉が泳ぐ様子が良く見えます。
良縁祈願の神社も。何でもあります。
クリスマスシーズンに向けて写真スポットもばっちりです。
落ち着きのある客室・洋室Aタイプ
天成園は家族連れも多いのでいくつかの部屋タイプがあります。今回選んだのは、洋室Aタイプです。
大浴場があるので部屋にバスタブは不要だと考えました。和室じゃなくても洋室で十分綺麗ですし、温泉宿の雰囲気は味わえるので結果的には安い洋室Aで良かったです。
入口を入ってベッド側を見たところです。色味が和の感じでまとめられています。
ベッド側の全体像。
デスクの上にはるるぶやら、旅の情報に役立ちそうなものも置いてありました。
窓側を見ます。
洋室と言えど窓は和室の作り。横引きの障子です。
大きなキャリーバッグを使っている人は奥のテーブルと椅子を移動させないと開けないかもしれませんのでご注意を。
お茶菓子があります。
抹茶のチョコレート系。美味しかったです。
部屋の詳細部を見ていく
客室にはどうしても天井周囲に梁型が出てきてしまうことが多いです。圧迫感を減らすため、天井高さをなるべく上げようとすると、どうしても設備のルートや構造部材の位置によって梁型が出てくるものです。
ベッドとベッドの間にはコンセントと台があるので充電しながら携帯を置くことも出来ます。
左手が出入口。正面がクローゼットで、右側に洗面台と右手前にトイレがあります。
クローゼットを開けると半纏がありました。旅館内は浴衣と半纏で移動です。大浴場に行くときも夕食もこの格好です。
下のかごに入っているのは靴下。
デスクを正面から見たところ。特に不備はありません。
トイレの扉。左右の枠が上の枠に対して勝っています。あまり見ない納まりです。
扉の中央に設けられた竹は何用でしょうか。和を感じるデザイン・・・なのかもしれません。
扉を見下ろします。レバーハンドルは引っかかり防止の形状にしています。
トイレは思ったより広いです。
古さを感じず、綺麗でした。
洗面台。タオル掛けはこの位置ではなくても良いと思いましたが、必要なものは揃っています。
アメニティ関連。
歯ブラシやコップなど。
下にはゴミ入れも。
キーはカード式です。
床はフローリング。戸当たりとドアストッパー。ドアストッパーが置いてあるのは家族連れが多いからでしょうか。ビジネスやカップルだけでの利用を想定したところには準備されていないことが多いです。リネン取替えのオペレーションのためだけにドアストッパーを設けるのも通常しないので、やはり家族連れ用でしょう。
天井のレイアウトを見ます。
ベッド側にダウンライト。
ツインベッドの間の壁面にはコンセントが二つと照明コントロール用のスイッチ。
洗面上のダウンライト。
トイレ上部のレイアウト。ブレーカーが各部屋毎にあるようですね。
ヒンジは真鍮系の色で、ドアクローザーは黒のマット系。金物の色味は合わせたりすることが多いですが、なぜでしょう。
出入口でメーカー名を主張する扉、初めて見ました。エレベーターはよくありますけどね。右上のシールは内装材のクロスが準不燃材であることを示すものです。建築物には用途によって内装に不燃材や準不燃材を使うこと、などの制限があるので、その制限を守っていることを示すために貼ります。これを貼っていないと確認審査機関が行う建築物の完成検査に合格しません。
窓回りの納まり。木製の額縁でした。
窓から外を覗くと室外機置場とメンテナンス通路になっています。結構ゆったり目にメンテナンススペースを取っていますね。
夕食バイキングや大浴場などの施設の設備について
夕食は良かったですよ!チェックインの時に夕食の時間を指定されて少しだけ観光で自由な行動が出来ませんでしたが、お寿司にお肉に料理は満足できました。その場で作ってくれるライブ形式のがいくつかあり、ローストビーフとか目玉のコーナーは人が多く、結構並んで待ったりはしたので、待つのが嫌だ!という人にはあまりおススメできないかもしれません。
大浴場も露天風呂から星空が見えていい感じでした。
休憩コーナーなど設備が充実しているのでゆっくりしたひと時を過ごせます。休憩コーナーは落ち着いた照度の雰囲気になっていて、TVをヘッドホン付きで見ることができます。居心地が良くてそのまま朝まで寝ちゃう人もいるのではないでしょうか。
何度も言っていますが家族連れ向けなところもあるので、カップルや夫婦で静かにゆっくりしたい場合にはもっと小規模の旅館を探したほうが満足できるかもしれません。
箱根湯本周辺でそこそこの値段でよい設備でバイキング形式の夕食を楽しみたいなら天成園はまず候補に挙げてもいいんじゃないでしょうか。
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